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初島海洋資料館
7千年前から人々が住んでいた初島には、島内に7つの縄文遺跡が遺されています。
今ではホテルや民家の下に埋もれ、唯一港近くの海洋資料館では遺跡からの出土品をごらん頂くことが出来ます。
江戸城石切り場跡
巨石が並ぶ島の東海岸には、江戸時代に江戸修築の為、石が切り出された跡地があります。切り出す途中で取り残された石には、運ぶためにあけた穴「矢穴」の跡が残っています。
初木神社
孝昭帝の御代に島に漂着した初木姫が祭られており、伊豆山の伊豆山彦とのロマンスなど、その後の初木姫を巡る様々な物語が残されています。
代々、初木神社の神職を勤めてきた網代(熱海市南部)の高杉家に残されている初木神社のご神体である懸仏(かけぶつ)の制作年代から、初木神社が創建された年代は鎌倉以前であることが推定されています。
また初木神社の社殿の下からは奈良時代よりさらにさかのぼる古墳時代の祈りの場所である磐倉(いわくら)の後が発見されており、現在でも初木神社例大祭での鹿島踊りの奉納が島の一年でもっとも大 きなイベントとなるなど、古代から変わらぬ島人の信仰の中心になっています。
お初の松
島の美しい娘お初の悲恋の物語が遺された松。
磯内膳の墓
島の墓所である東明寺を離れて、独り島の東海岸に立つ墓。
島流しにあい、故郷の見えるところに葬って欲しいと言い残して死んでいった侍磯内膳の伝説が残されている。
竜神宮
島の海岸沿いの森の中にひっそりと立つ海の守り神。社殿には海中から現れたといわれる剣が納められ、社殿脇の小径を登った山の頂上にはご神体と見られる竜神の塚があります。
初島灯台
初島をはじめとした、伊豆の島々には天竺からやってきた三島明神が富士山の神と出会い次々と島々を創り出していったという天地創世の伝説が遺されています。 伊豆大島を始め、伊豆の島々のうち5島が遠く見渡せる初島灯台に登り、古代の伝説に想いを馳せてみては。